現在小学校1年生から6年生までに習う漢字の数は1026字となっています。
無地かるたなら友達や家族など楽しみながら漢字を学ぶことができます。
無地かるたは通常のかるたサイズより大きめ(105×74mm)なので、いろはがるたに最適のサイズで教材にもおすすめです。
絵を描いて、文字を書けば、簡単ですぐに立派なかるたが出来上がります。
子どもの発達に沿って無理せずに学びに関心を持たせるため、無地かるたを使用して楽しみながらかるた遊びに挑戦してみませんか?
今回は教育現場でも簡単に取り入れられる漢字カルタの遊び方をご紹介します。
漢字かるたの遊び方
ゲーム概要
漢字かるたは、漢字の読みや意味を学びながら楽しむことができるカードゲームです。プレイヤーは読み札の読み上げに対して対応するとり札を見つけることでポイントを獲得します。
目的
- 楽しみながら漢字を学ぶことの喜びを体感
- 瞬発力が鍛えられ体を動かしながら楽しめる
- 記憶力・集中力向上の促進
対象年齢
漢字かるたは主に小学生を対象としていますが、漢字を学び始めた子供や、漢字の復習をしたい大人まで幅広い年齢層で楽しむことができます。
必要なもの
準備
カードの作成
- 無地のかるた・無地の百人一首カードの読み札には漢字の読み方や短い文・イラストを記入し作成します。読みやすいように習っている漢字のみ漢字表記にし、さらにふりがながあると読みやすくなります。
- 無地のかるた・無地の百人一首カードのとり札には主になる漢字と短い単語や熟語をいくつか記入し作成します。
- イラストは、子どもたちが理解しやすいように、シンプルでわかりやすいものにしましょう。カラフルな色を使うことで、子どもたちの興味を引きやすくなります。
- 一枚一枚手書きでも良いですがPCできれいに作ることもできます。
カードのペアリング
作成した読み札ととり札をペアにします。読み札に該当する漢字がとり札に記入されていることを確認し、不足やミスがないようにしましょう。各ペアのカードをしっかりと混ぜ、ゲームを始める準備を整えます。
カードの保管
作成したカードは、使用後にしっかりと保管するために、専用のケースや袋を用意しましょう。これにより、カードの紛失や破損を防ぐことができます。
ルール
カードを並べる
とり札を全てテーブルに広げます。表面を上にしてランダムに配置します。
読み札はシャッフルし、一つの山にしておきます。
読み札を読み上げる
読み手(親)は読み札の山から1枚引き、読み札に書かれている文章を声に出して読みます。
(例)がっこうでたくさんのともだちとまなぼう
とり札を取る
他のプレイヤー(子)は読み上げられた答えに該当するとり札を探して取ります。
その際に取ったとり札の点線以下の漢字の読み方を答えます。(例)まなぶ がっこう がくねん
プラスでとり札に表記されている熟語以外の学が入った熟語などを答えてもらうなどもゲームが盛り上がります。(例)雨天 うてん
マッチング成功
最も早く正しいとり札を取り、その際漢字の読み方を正しく答えたプレイヤーがカードを獲得できます。
間違った場合、カードを元に戻し、他のプレーヤーに解答権が移ります。
ゲームの終了
全ての読み札が読み上げられ、対応するとり札が取られた時点でゲーム終了です。最も多くのとり札を持っているプレーヤーが勝者です。
ヒント
- ゲームを進めながら、正しい読み方や書き方・単語を教えることで、子どもたちの理解が深まります。
- イラストを描く際には、子どもたち自身に描かせると、より興味を引き出すことができます。
- 1年生から6年生まで学年別で作成するとより漢字への理解が深まります。
注意点
- 小さなパーツや尖った道具の取り扱いに注意し、安全に配慮してください。
- 子どもの理解度やペースに合わせてゲームを進めるよう心がけましょう。
- 子供同士の競争が激しくならないよう、協力して遊ぶことを促す。
- カードの角で指を切らないように丸くしておくと安全です。
漢字かるたを通じて、楽しく漢字の知識を深め、友達や家族と素敵な時間を過ごしましょう。
以上、『「漢字かるた」を手作りして楽しく漢字を覚えよう』という記事をお届けしました。
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